金剛鈴（コンゴウレイ）
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めっきり涼しくなり早くも布団から出たくない、龍神です。本日は金剛鈴（コンゴウレイ）についてです。
金剛鈴の形は、柄の先の形によって独鈷鈴・三鈷鈴・五鈷鈴・九鈷鈴・宝珠鈴・塔鈴などに分 かれているが、中でも五鈷鈴の中には 素文鈴・仏像鈴・三昧 耶鈴・種子鈴と最も多くの種類があります。又、五鈷鈴といって 独鈷鈴・三鈷鈴・五鈷鈴・九 鈷鈴・宝珠鈴の5種を併せてこの五種鈴を密教修法のときに それぞれ同じ杵の五種杵を前にとよこたえ、大壇上に安置するもので、五智・五仏の説法の意を表 すものとされている。配置は、中央 塔玲（対日如来）、東方 五鈷鈴（阿閦如来）、南方 宝珠鈴（宝生如来）、西方 独鈷鈴（無料寿如来）、北方 三鈷鈴 （不空成如来）とし、金剛界五仏の配位を意味する。金剛鈴を振り鳴らすは、仏・菩薩を驚覚し歓喜せしめ 眠れる仏心を呼び覚ますといわれています。また、 金剛鈴は女性原理の象徴であり、女性性・蓮・般若の智慧を表しているともいわれています。
金剛鈴とは、鈴の上に杵形をつけたものでサンスクリット語では「ガンター」ともいう。鈴の柄の部分は、金剛杵とほぼ同形である。
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